前回はESP32のオンボードLEDを点滅させました。
今回はブレッドボード上にLEDの回路を作って点滅させましょう。
ブレッドボードとははんだ付け不要で回路を作れる便利な基板です。
外観としてはこんな感じの物です。
内部は以下のように配線されています。
本家freenoveのマニュアルにはLEDとは何たるかについても記載されていますが、このサイトでは大人のプログラミング教室です。なので電子部品の詳細は割愛しますが、LEDには電気の流れる向きが決まっています。2本の足の長い方が+側(アノード)、短い方が-側(カソード)です。長い方から短い方に電気が流れると思っていれば大体間違いではないです。
また、LEDをつなぐ際には電流が流れすぎないようにするための制限抵抗を入れます。オームの法則を覚えているでしょうか。V=IR(V=RIで『ブリ』と覚えた方も?)です。電子回路では電圧が大体決まってきますので、適切な抵抗を入れることで電流を制限できます。電子工作でLEDを光らせる場合は大体220Ωか330Ωと相場が決まっています。細かく計算したい方は計算頂いて良いですが、プログラミングから脱線しすぎるので、ここでは220Ωを使うとだけ理解して下さい。
こんな感じで配線して下さい。まずはESP32のブレークアウトボードをブレッドボードにつけます。このときブレッドボードのピン番号とブレークアウトボードのピン番号が揃うようにすると、後々扱いやすかったりします。
GPIO2番ピンから青いジャンプワイヤーを伸ばして適当なところへ。同じ列に220Ωの抵抗、そこから4ピン離れて抵抗のもう片足、同じ列にLEDのアノード、隣の列にカソード、同じ列に黒のジャンプワイヤー、ジャンプワイヤーは最下段のGNDへ。これでぐるっと一周回路が繋がりました。
さて、動かすコードは最初と同じです。
GPIOの2番が内蔵LEDと外部LEDとで共有された結果、チカチカとタイミングを併せて仲良しですね。
次回はボタンでLEDを光らせます。
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