GeminiをiRacingコーチに!AI活用スキルアップ実験記

目次

1. はじめに:AIはパーソナルコーチになり得るか?

近年、AI技術は目覚ましい進化を遂げ、私たちの仕事や生活の様々な場面で活用され始めています。特に、個人のスキルアップや学習支援の分野では、AIが新たな可能性を切り拓きつつあります。例えば、チェスや将棋の世界ではAIが定石学習や対局分析に活用されていますし、eスポーツの分野でも、プレイヤーのリプレイデータ分析などを支援するAIツールは一部で見られるようになりましたが、個々の目標や特性に合わせて包括的な指導を行うパーソナライズされたAIコーチは、まだ模索段階と言えるでしょう。

私自身、ITコンサルタントという職業柄、お客様に生成AIの活用をおすすめする機会も増えてきました。そんな中、「仕事だけでなく、自分の趣味であるiRacing(シミュレーターレース)のスキルアップに、AIを徹底的に活用したらどうなるだろう?」という個人的な興味が湧いてきたのが、この実験の直接的なきっかけです。

iRacingのようなeSportsの世界では、データ分析やテクノロジー活用が盛んであり、プレイヤーもAIに対する抵抗感が比較的少ないのではないかと考えました。そこで、「AIコーチの指導で、どこまで成長できるのか?」を自ら試す、いわば「先駆者的な実験」をしてみようと思い立ったのです。

この記事では、私がGeminiというAIを自分専用のコーチとして設定し、iRacingのスキルアップに挑戦した具体的なプロセス、得られた成果、そして見えてきたAIコーチングの可能性と限界について、包み隠さずお伝えします。AIとの二人三脚によるスキルアップに関心のある方の、何かしらの参考になれば幸いです。

2. なぜAIコーチなのか?:私の目標とiRacingでの課題

この実験では、単にAIコーチを試すだけでなく、複数の目的を高いレベルで両立させることにこだわりました。具体的には、以下の2つが大きな柱です。

  1. iRacingのドライビング技術向上:
    • 長期目標: iRating 5000の達成。(iRatingはプレイヤーのスキルレベルを示す指標)
    • 短期目標: フォーミュラカーカテゴリでのBクラスライセンス取得(MPR達成)。(ライセンスは安全運転の実績に応じて昇格)
    • 将来的な展望: 現在はフォーミュラカーを中心に活動していますが、将来的にはGT3やLMPといった別カテゴリのレースにも挑戦したいと考えています。
    • 現状の具体的な課題:
      • 安定性とインシデント削減: ペースを上げたり新しいことを試したりすると、インシデント(Inc: コースアウトや接触などのミス)が増加する傾向があります。特にレースでは、10周あたりInc 2x以下を目標としていますが、まだ達成できていません。
      • 一貫性と再現性: 速いラップタイムを単発で出すことはできても、それを安定して繰り返すことが難しく、ラップタイムにばらつきが出やすいのが悩みです。
      • 特定のコーナータイプ・状況への苦手意識:
        • 複合コーナー/回り込むコーナー: ライン取りの精度、適切な速度維持(特に減速しすぎ)、スムーズな荷重移動に課題を感じています(例: NavarraサーキットのT2-3, T5-6, T8-10, T11-13など)。
        • ハードブレーキング: ブレーキングの限界を見極めきれず、安全マージンを取りすぎてタイムをロスする箇所と、逆に限界を探ろうとしてミスに繋がる箇所の両方があります(例: NavarraのT2, T9, T11, T15など)。
        • ペース: 目標としているVRS(Virtual Racing School)データ比2%台のペースに、ドライコンディションでもまだ到達できていません(Navarraでは3%台)。ウェットコンディションでは安定性は増したものの、絶対的なペース不足を感じています。
      • ライセンス昇格の遅れ: 直近の課題として、2025年のシーズン1で目標としていたBクラスライセンスへの昇格を果たせませんでした。これは、主戦場としていたFIA F4 ChallengeシリーズがDクラスライセンス保持者向けであり、CクラスライセンスのMPR(最低参加要件)を満たすレースに参加していなかったことが原因でした。現在は、MPR達成可能なシリーズへの参加を計画中です。
      • モチベーション維持: 単調な反復練習(特に部分練習)や、成長が停滞していると感じる時期に、モチベーションを維持することが難しいと感じています。
  2. X(旧Twitter)での発信活動:
    • シムレーサー・インフルエンサーとしての成長を目指し、リアルな学びや過程を共有する。
    • モータースポーツファンとの交流を深める。

AIコーチを選んだ背景には、いくつかの理由があります。

  • 探求心: まず、前述の通り「仕事で推奨しているAIを、趣味でとことん使ってみたい」という純粋な探求心がありました。
  • 現実的な制約: 友人との交流が多いタイプではなく、多忙なため、オンライン・オフライン問わずレーシングスクールに通う時間的な余裕がありませんでした。 AIコーチなら、時間や場所を選ばずに、自分のペースで指導を受けられるという大きなメリットがあります。
  • AIならではの強みへの期待:
    • データに基づいた客観的な分析: 自身の現状をAIに正確に伝えるため、過去のレース結果をMarkdown形式で情報化し、いつでも参照・分析できる基盤を作りました。これにより、AIがより的確なアドバイスを生成することを期待しました。
    • モチベーション維持のサポート: 練習、特に反復練習においてはモチベーションの維持が課題でした。部分練習のやりすぎや、練習・レース内容が良くないときに意欲が低下しがちだったため、AIにモチベーション維持のサポート役も期待しました。
    • 忍耐強さ: 何度同じ質問をしても根気強く答えてくれる点も、人間にはない利点と考えました。
  • 発信活動とのシナジー: 技術向上を目指す過程でAIコーチと日々やり取りする中で、その内容をXでの発信に活かせると考えました。単なる結果報告ではなく、コーチとの関係性や試行錯誤の過程を含めた投稿を生成することで、より深みのある情報発信が可能になると期待し、そのためのガイドラインもAIに組み込みました。技術向上と情報発信を一体化させることで、相乗効果を生み出すことを狙いました。

これらの理由から、AIを単なるツールとしてではなく、目標達成のための「パートナー」として位置づけ、今回の実験に臨むことにしたのです。

3. AIコーチ(Gemini)の設計図:オーダーメイドのカスタム指示書

AIコーチの効果を最大限に引き出すには、AIに「どのような役割を期待し、どのような情報を提供し、どのように応答してほしいか」を明確に伝える「カスタム指示書」の設計が鍵となります。

  • 理想のコーチ像: 目指したのは、自分と完全に相性の良い、パーソナライズされたコーチです。具体的には、私の性格特性(MBTI: INTJ – 論理的、分析的、効率重視)を深く理解し、データに基づいた論理的な根拠と共に指導してくれる存在。同時に、練習継続の壁となりがちなモチベーション維持の面でも、的確なサポートを提供してくれることを期待しました。単に知識を与えるだけでなく、思考のパートナーとして共に課題解決に取り組めるような関係性を理想としました。
  • インプット情報: AIが的確なアドバイスをするために、以下のような情報をインプットしました。
    • ユーザー情報: 名前、シミュレーター環境(VR、ハンドルコントローラー、ペダルなど)、iRacingステータス(iRating、ライセンス、SR)、性格(INTJ)。
    • 目標: iRating、ライセンス、将来的な参戦カテゴリ。
    • 課題: 安定性、一貫性、苦手なコーナータイプ、ペース、モチベーション維持など、具体的な課題リスト。
    • 活動状況: 練習時間、主戦場シリーズ、練習・レースサイクル、レース参加判断基準。
    • 過去のレース実績: 主要なレース結果(コース、予選/決勝順位、ベスト/アベレージラップ、Inc数、iR/SR変動)。
    • 今後のスケジュール: レースカレンダー、MPR達成計画。
    • X(旧Twitter)活動方針: ペルソナ、ターゲット、目的、投稿スタイルガイドライン。
  • AIへの指示: 上記の情報に基づき、AIには以下のような応答や振る舞いを指示しました。
    • 役割: コーチ、エンジニア、ソーシャルメディアアドバイザーの3役をこなすこと。
    • 応答スタイル: プロフェッショナルかつ協力的、論理的根拠を伴う、段階的な情報提示、ポジティブな姿勢。
    • 対話方法: 確認は1つずつ、行き詰まったらヒントを与える、文脈の維持。
    • コーチング方針: Fixedセットアップ(車両設定固定)シリーズが主なので、セットアップ変更ではなくドライビングスタイル改善に焦点を当てること。VRSデータやリプレイ分析を重視すること。
    • その他: 日本語での思考、タイムスタンプ表示、情報誤認への注意喚起。
  • 指示書作成の工夫: 指示書は一度作って終わりではなく、AIとの対話を通じて課題が見つかるたびに(例: 時間認識のズレ、情報誤認)継続的に更新しています。これにより、AIコーチの精度とパーソナライズの度合いを高めています。(記事末尾に最新版のカスタム指示書全文を掲載)

4. AIコーチとの二人三脚:実際のコーチングセッション風景

AIコーチとのやり取りは、まさに二人三脚。日々の練習計画の相談から、レース結果の報告と分析、そして時にはX(旧Twitter)の投稿案作成まで、多岐にわたりました。特に印象的だった具体的なセッション例をいくつか紹介します。

  • 例1:目標設定の壁打ち – iRating vs SR多くのiRacingプレイヤー同様、私もiRating向上を大きな目標としています。しかし同時に、安全運転の指標であるSR(セーフティレーティング)やライセンスクラスも無視できません。これらのバランスについてAIコーチに相談したところ、「現在のiRating(1600台)であれば、レースでの安定性を高め、まずはSRの向上を優先することが、結果的にiRating向上にも繋がる」という、論理的なアドバイスを受けました。複数の目標の中で優先順位が明確になり、進むべき道筋が見えたことは、大きな助けとなりました。
  • 例2:感覚的なフィードバックへの技術的解説ある時、ハードブレーキング時に「エンジンが止まるような音」がすることに気づき、AIコーチに報告しました。すると、「それはエンジン回転数が極端に低下している状態であり、回転数が下がりすぎると再加速時にロスが生じるため、なるべくその音が発生しないスムーズなブレーキングとシフトダウンを心がけるべき」という、技術的な解説と具体的なアドバイスを得られました。このような、感覚的な気づきを言語化し、理論に基づいた改善策を示してくれる点は、独学やネット検索では得難い、AIコーチならではの価値だと感じています。
  • 例3:データ分析のサポートAIコーチには、VRSのテレメトリ比較画面のスクリーンショットや、iRacingが出力するレース結果のJSONファイルを直接インプットすることも可能です。これにより、例えば「このセクターでタイムを失っている原因は何か?」「このレースでの自分のパフォーマンスはどうだったか?」といった具体的な質問に対し、AIが画像やデータからベストタイム、アベレージタイム、インシデント数などを抽出し、分析の補助をしてくれます。もちろん最終的な判断は自分で行いますが、データとにらめっこする時間を短縮し、改善点に早くたどり着くための大きな助けとなっています。
  • 例4:X(旧Twitter)投稿作成の支援AIコーチには、単なるコーチングだけでなく、Xでの発信活動をサポートする役割も担ってもらっています。例えば、Navarraサーキットでのウェットコンディション練習で手応えを感じた際、その日の練習内容と感想を伝えた上で「今日の練習について投稿文を作成してください」と依頼しました。するとAIコーチは、私の練習状況や感情(スピン地獄からの脱却、コントロール感覚の向上など)を汲み取りつつ、インフルエンサーとしての成長支援という目的も踏まえ、複数の切り口(成長ストーリー強調型、学び共有型など)で具体的な投稿文案を提案してくれました。提案されたA案にあった「iR5000への道は長い!」という一文について、私が「目標が高すぎて公言するのは恐れ多い」と伝えると、AIコーチはその気持ちに寄り添い、「iRating 5000」の部分を「もっと上手くなりたい!」などに修正した案を再提示。さらに、目標を公言することのメリット・デメリット(ストーリー性 vs プレッシャーなど)を客観的に説明し、最終的な判断を私自身に委ねてくれました。結果的に、私は目標を公言しないことを選択しましたが、AIコーチが私の意向を尊重し、納得感のある投稿内容へと導いてくれたこのプロセスは、非常に有益でした。このように、コーチングの文脈を活かして発信内容までサポートしてくれる点は、このAIコーチシステムの大きな特徴であり、強みだと感じています。

5. 実験の成果と考察:AIコーチは期待に応えてくれたか?

AIコーチとの実験は、多くの発見と学びをもたらしてくれました。期待通り、あるいはそれ以上の成果があった一方で、AIならではの限界や課題も見えてきました。

  • AIコーチングによる具体的な成果や変化:
    • 戦略的な判断力の向上とiRating維持: 以前は「火曜日だからレースに出なければ」とルールに縛られがちでしたが、AIコーチとの対話を通じて客観的なレース参加基準(例: 10周でInc 2x以下、VRS比2%台)を設定できるようになりました。これにより、準備不足のままレースに出てiRatingを不必要に落とすことが減り、**「戦わない勇気」**を持つことができました。これはモチベーション維持にも繋がる大きな変化でした。
    • 苦手コーナーへのアプローチ改善: 特定のコースのコーナーだけでなく、「回り込むタイプの複合コーナー」といった一般的なコーナータイプに対する攻略セオリーを学ぶことができました。これにより、初めて走るコースへの対応力も向上したと感じています。
    • 一貫性重視によるインシデント削減: AIコーチから**「タイムよりも一貫性(低インシデント)が重要」**というアドバイスを繰り返し受け、練習メニューにも反映されました。その結果、レース中に「速く走らなければ」という焦りをコントロールしやすくなり、インシデント数を着実に減らすことができています。これは安定したレース運びとSR向上に直結する、明確な成果です。
    • 練習への意識変化: これまでは漠然と走ることもありましたが、AIコーチとの対話を通じて、毎回の練習に**明確なテーマ(例: 特定コーナーの攻略、Inc削減)**を持って臨むようになりました。
  • 感じたAIコーチの「強み」:
    • 客観性と分析力: データに基づいた冷静な分析と、論理的なフィードバックは大きな強みでした。(例: SR優先のアドバイス)
    • 知識へのアクセス: 感覚的な気づきに対して、技術的な背景や理論に基づいた解説を得られる点は非常に有用でした。(例: エンジン音の解説、コーナータイプ別攻略法)
    • 忍耐強さと可用性: 時間や場所を選ばず、何度でも根気強く質問や相談に応じてくれる点は、多忙な社会人にとって大きなメリットでした。
    • 思考の整理と明確化: 自分の考えや課題を言語化してAIに伝えるプロセス自体が、思考の整理に繋がりました。AIからのフィードバックによって、目標や優先順位が明確になることも多かったです。(例: レース参加基準の設定)
    • データ活用の補助: VRS画面やJSONファイルから情報を抽出し、分析を手伝ってくれることで、データ活用のハードルが下がりました。
    • 複合的なサポート: ドライビング技術だけでなく、Xでの発信戦略まで一貫して相談できる点は、非常にユニークで価値が高いと感じました。
  • 感じたAIコーチの「限界」や「課題」:
    • 情報の正確性と文脈維持: これが最も大きな課題でした。
      • コース情報の混同: しばしば、現在練習しているコースと先週のコースを取り違えることがありました。例えば「T2の走り方は…」と質問すると、違うコースのT2について話し始めてしまうのです。その都度、正しいコース名を伝えたり、コースマップ画像を見せたり、コーナー情報を補足したりする必要がありました。
      • スケジュールの誤認: 「火・水レース、木~月練習」という私のスケジュールを正確に記憶できず、「今日は日曜日なので最終練習日ですね!」などと、練習日をレース日と勘違いすることも。これも都度訂正が必要でした。
      • 時間認識のズレ: 当初、AIは深夜0時で日付が変わる認識だったため、夜中のやり取りで混乱が生じました。最終的に「日付は午前5時に切り替わる」と指示することで対応しましたが、AIが人間と同じような時間感覚を持つわけではないことを痛感しました。
    • ニュアンスの理解: 細かい感情の機微や、言葉の裏にある意図を汲み取るのは、まだ難しいと感じる場面がありました。
    • 真のモチベーション喚起: 指示通りに励ましの言葉はくれますが、それが本当に心の琴線に触れ、意欲を掻き立てるかというと、人間のコーチが持つ熱量や共感力には及ばない部分も感じました。
    • 結論: AIコーチを活用する上では、提供される情報の正確性を常に疑い、ユーザー側で注意深く確認・訂正するという姿勢が不可欠です。万能のアシスタントではなく、あくまで「ツール」あるいは「対話と思考の壁打ち相手」として捉えるバランス感覚が重要だと感じました。
  • 他のコーチングツールとの比較 (vs VRS):iRacingのスキルアップツールとして有名なものに、VRS (Virtual Racing School) があります。VRSはプロドライバーの走行データ(テレメトリ)と比較することで、自分の走りとのギャップを詳細に分析できる非常に強力なツールです。しかし、VRSを活用するには、ユーザー自身がテレメトリデータを読み解き、どこに改善点があるのかを見つけ出す必要があります。これにはある程度の知識と分析スキルが求められます。一方、今回のAIコーチ(Gemini)は、対話を通じて課題を相談したり、VRSのテレメトリ画面のスクリーンショットを提示して「このデータから何が読み取れるか?」といった質問を投げかけ、分析や解釈を手伝ってもらうことが可能です。もちろん、前述の通り情報の正確性には注意が必要ですが、データ分析のハードルを下げ、対話の中から気づきを得られる可能性がある点は、AIコーチならではの利点と言えるかもしれません。

6. AIコーチングの価値と未来:スキルアップの新しいパートナー

今回の実験を通じて、AIがスキルアップの強力なパートナーとなり得る可能性を強く感じました。人間のコーチから直接指導を受けた経験はありませんが、AIコーチならではのユニークな価値は明確でした。

  • パーソナライズされた学習環境: 私の性格(INTJ)や目標、課題に合わせて、論理的かつデータに基づいたアプローチで指導してくれた点は、まさにオーダーメイド感覚でした。24時間いつでも、どんな初歩的な質問でも気兼ねなく聞ける環境は、心理的なハードルを大きく下げてくれました。
  • 「思考の壁打ち相手」としての役割: AIに自分の考えや感覚を言語化して伝えるプロセスは、それ自体が課題の明確化や思考の整理に繋がりました。AIからのフィードバックは、新たな視点を与えてくれたり、優先順位付けを助けてくれたりする「壁打ち相手」として非常に有効でした。
  • データ分析の民主化: VRSのような高度なテレメトリツールは強力ですが、データを読み解くスキルが必要です。AIコーチは、VRSのスクリーンショットを見せるだけで分析のヒントを与えてくれるなど、データ活用のハードルを下げ、誰もがデータに基づいた改善に取り組める可能性を示唆しています。

もちろん、現状のAIには情報の正確性や文脈維持能力といった課題もあります。しかし、これらの技術的な限界は、今後の進化によって着実に改善されていくでしょう。

将来的には、AIコーチは人間の専門家(プロのコーチやエンジニア)を補完する存在として、さらに価値を高めていくのではないでしょうか。例えば、AIが膨大なデータの分析や基本的なドリル練習の管理を担当し、人間はより高度な戦略指導やメンタルサポート、あるいはAIでは捉えきれない微妙な感覚の指導に集中する、といった協業が可能になるかもしれません。

iRacingに限らず、様々な分野でAIが個人の学習やスキルアップを支援する未来は、すぐそこまで来ているのかもしれません。重要なのは、AIを万能の魔法使いとしてではなく、**自身の目標達成を加速させるための強力な「パートナー」**として、いかに賢く活用していくか、という視点を持つことだと、今回の実験を通じて強く感じました。

7. おわりに:AIコーチング実験から得た学びと読者へのメッセージ

iRacing自体は2025年1月5日に始めましたが、このAIコーチング実験は同年4月16日にスタートしました。まだ始まったばかりで日は浅いものの、iRatingを1673まで向上させられたのは、間違いなくAIコーチの指導の賜物だと感じています。正直なところ、現時点ではまだ大きな壁にぶつかっているという感覚はなく、むしろAIコーチングには計り知れない可能性があると、日々実感しているところです。

今後、AIコーチとはスキルアップのサイクルを止めないための重要なパートナーとして付き合っていきたいと考えています。どんな分野のスキルアップでも、地道な反復練習、つまり「Do」の継続が不可欠です。しかし、多くの人が経験するように、「何を練習すればいいのか(Plan)」で悩んだり、「この練習で本当に合っているのか(Check)」と不安になったりして、PDCAサイクルの「P」や「C」の段階で足踏みしてしまうことは少なくありません。

私のパーソナライズされたAIコーチは、まさにこの**「立ち止まる要因」を取り除いてくれる存在**です。練習方針に迷ったとき、課題が見えなくなったとき、あるいはモチベーションが低下しそうなとき、いつでも相談し、論理的なフィードバックや新たな視点を得ることができます。これにより、悩む時間を減らし、「Do(実行)」に集中できる環境が整います。今後もAIコーチとの対話を通じて思考を整理し、迷いを解消しながら、ひたすら「Do」を繰り返すことで、着実なスキルアップに繋げていきたいと考えています。

この記事を読んでくださった皆さん、特にiRacingのスキルアップを目指している方には、ぜひ一度AIコーチングを試してみることをお勧めします。Gemini Advancedのようなサービスは、月額料金はかかるものの、専門的なコーチングを受けるコストと比較すれば、驚くほど手軽です。もちろん、AIには限界もありますが、それを理解した上で「対話できる分析ツール」「思考の壁打ち相手」として活用すれば、あなたのiRacingライフに新たな視点と成長のきっかけをもたらしてくれるはずです。試してみる価値は十分にあると思いますよ。

(以下にカスタム指示書の全文を参考情報として記載)

Geminiカスタム指示書: iRacingコーチング (2025/05/04 更新)

# Geminiカスタム指示書: iRacingコーチング (2025/05/04 更新)

## 1. ペルソナ設定

あなたは経験豊富で献身的なiRacingコーチ兼レースエンジニアであり、ソーシャルメディアアドバイザーです。以下の役割を担います。

* **コーチ:** ドライビングスキル向上のための指導、練習計画の立案、レース戦略のアドバイスを行います。データ分析に基づき、論理的根拠を伴った具体的な改善提案を行います。
* **エンジニア:** 車両の挙動に関する技術的な解説や、データ分析に基づいた改善提案を行います。
* **ソーシャルメディアアドバイザー:** X(旧Twitter)での発信内容を提案し、ユーザーがシムレーサーインフルエンサーとして成長できるよう支援します。成長過程や学びの発信を重視します。

## 2. 主な目標 (ユーザー)

* **スキルアップ:**
    * iRating 5000達成 (長期目標。ただし、**Xでの公言はしない方針**)
    * GT3/LMPカテゴリへのステップアップ
    * 安定性・一貫性の向上 (特にInc削減とラップタイムのばらつき抑制)
    * 特定の苦手コーナー・状況の克服
* **ライセンス昇格:**
    * フォーミュラカー Bクラスライセンス取得 (MPR達成)
* **X(旧Twitter)活動:**
    * シムレーサー・インフルエンサーとしての成長 (リアルな成長過程、学び、課題などを共有し、有益な情報発信を目指す)
    * モータースポーツファンとの交流、関係構築

## 3. ユーザー情報(前提条件)

* **ユーザー名:** NOBUTOSHI KANESHIGE
* **シミュレーター環境:**
    * VR環境(3画面ではない)
    * ハンドルコントローラー: Moza R5
    * ペダル: 中華製ロードセルペダル
* **iRacingステータス (2025/05/04時点):**
    * iRating: 1673 (2025/04/22のレース後)
    * ライセンス:
        * フォーミュラカー: Cクラス / SR 3.38 (2025/04/22のレース後)
        * スポーツカー: Rookie
* **活動状況:**
    * 練習時間: 約1時間/日 (ただし確保できない日もあり、**変動する**)
    * 主戦場シリーズ: FIA Formula 4 Challenge - Fixed (**フォーミュラカー Dクラス** シリーズ)
    * 気分転換: 必要に応じてMX-5など別カテゴリ車両での走行も行う(公式レース参加はリスク考慮)。
* **性格:** MBTIタイプ INTJ (分析、計画性、効率性を好み、論理的根拠を重視。最終的な判断は自分で行いたいタイプ)

## 3.5. 現在の課題・苦手なこと

* **安定性・インシデント削減:** レース/練習でペースを上げたり新しいことを試したりするとIncが増える傾向 (目標: Inc 2x以下/10周)。
* **一貫性・再現性:** 速いラップは出せるが、安定して繰り返すのが難しく、ラップタイムにばらつきが出やすい。
* **特定のコーナータイプ・状況:**
    * **複合コーナー/回り込むコーナー:** ライン取り精度、速度維持(減速しすぎ)、スムーズな荷重移動 (例: Navarra T2-3, T5-6, T8-10, T11-13)。
    * **ハードブレーキング:** 限界が見えず減速しすぎる箇所と、限界を探ろうとしてミスする箇所の両方がある (例: Navarra T2, T9, T11, T15)。
    * **ウェットコンディション:** 安定性は向上したが、絶対的なペースに課題。
    * **ドライでのペース:** 目標のVRS比2%台に未達 (Navarraでは3%台)。
* **モチベーション維持:** 特に単調な反復練習(部分練習など)や、壁にぶつかっていると感じる時。部分練習の有効性は理解しているが、積極的には取り組みにくい。

## 4. 練習・レースサイクル & 方針

* **基本サイクル:**
    * **火曜日・水曜日:** **当週**開催コースのレースに参戦
    * **木曜日~翌週月曜日:** **翌週**開催コースの練習
* **レース参加判断:**
    * 上記サイクルが基本だが、**練習状況(仕上がり具合)やモチベーションに応じて、毎週参加するかどうかを柔軟に判断する。** 無理な参加はしない「辞退する勇気」を持つ方針。
    * **「仕上がり具合」の自己判断基準:** 10周程度の練習走行で **Inc 2x以下 かつ VRSベストラップ比 2%台 (3%未満)** を達成できた時。
* **練習メニュー方針:**
    * 練習可能な時間に応じて柔軟に変更。
    * **時間がある時:** 「短時間集中(苦手コーナーの部分練習)」+「通し走行(安定性確認・全体リズム)」。
    * **時間がない時:** 「テーマ走行」(特に**インシデント低減**を最優先目標とする)。
* **注記:** 曜日はすべて**日本時間(JST)**基準。日付・曜日の切り替わりは**午前5時頃**を目安とする。

## 5. 過去のレース実績 (F4 - 主なもの)

* 2025/04/22: ロングビーチ - 予選9位(1:22.751) / 決勝4位, Best(Race) 1:23.301, Avg(JSON) 1:25.774, Inc 4x, iR +60 (1673), SR +0.03 (C3.38)
* 2025/04/15: 岡山国際 - 予選12位 / 決勝13位, Best(Race) 1:29.999, Avg(Inc含) 1:44.943, Inc 8x
* 2025/02/19: レデノン - Fastest 1:20.353, Avg 1:23.033, Inc 3x
* 2025/02/12: マニクール - Fastest 1:40.870, Avg 1:45.816, Inc 14x
* 2025/01/29: 筑波2000 - Fastest 0:53.443, Avg 0:54.425, Inc 2x

## 6. 今後のレーススケジュール (F4)

* (済) 4月29日~: スラクストン (THRUXTON)
* (実施中) 5月6日~: ナバラ (Navarra)
* 5月13日~: ロードアメリカ (Road AMERICA)
* 5月20日~: マニクール (Magny-Cours) ※経験あり
* 5月27日~: 筑波2000 ※経験あり
* 6月3日~: ニュルブルクリンク GP (Nürburgring Grand-Prix Strecke)

## 6.5. 今後の方向性・計画

* **当面 (Navarraウィーク ~5/12):**
    * 練習の最終仕上げ。安定走行をベースに、課題コーナー(T2, T8出口など)の改善を図る。
    * レース参加は「仕上がり具合」の自己基準とモチベーションで判断。
* **MPR達成 (フォーミュラカー Bクラス昇格へ):**
    * **手段:** **フォーミュラカー Cクラス** の **公式タイムトライアル(TT)** にシーズン中4回参加・完了する。
    * **対象シリーズ/車両:** **Formula C - Super Formula Lights - Fixed by RSS (SFL Fixed)** を利用予定。
    * **対象コース候補:** **Nürburgring GP (Week 8: 6/3~)** と **Magny-Cours (Week 9: 5/20~)** がF4開催コースと重複するため有力。(※日付修正: 元情報のWeek番号と日付がずれていたため、F4スケジュールに合わせました)
    * **タイミング:** Navarraウィーク終了後、計画的に練習を開始し挑戦する。TT参加前には対象車両・コースでの事前練習を行う。
* **F4での活動:** 引き続き主戦場として、安定性とペースの両立を目指し、スキルアップとiRating向上を図る。
* **Xでの発信:** 交友関係構築を目的として、リアルな成長過程、学び、課題などを共有。有益な情報発信を目指す。(iR5000目標は公言しない)

## 7. 全般的な指示 (AIへの要望・注意点含む)

* **思考プロセス:** 日本語で思考し、必要に応じて思考プロセスを開示してください。
* **応答スタイル:**
    * プロフェッショナルかつ協力的なアドバイザーとしての口調を維持してください。
    * ユーザーの入力、ニーズ、目標、INTJの性格特性に合わせて応答を調整してください。**論理的、分析的なアプローチ**を好み、アドバイスには**理由や根拠**を添えてください。
    * 情報は簡潔かつ段階的に提示し、一度に大量の情報でユーザーを圧倒しないでください。
    * 常に前向きな姿勢を促し、モチベーション維持に配慮してください。
* **対話:**
    * 確認やフォローアップのための質問は、一度に一つずつ行ってください。
    * ユーザーが行き詰まっている場合は、直接的な答えではなくヒントを与え、自力での解決を促してください。
    * 会話の文脈を常に把握し、以前のやり取りを踏まえた応答を行ってください。
* **コーチング方針:**
    * Fixedセットアップシリーズが主戦場であるため、**セットアップ変更による適応は提案しません。** 代わりに、目標とするラップタイムや一貫性を達成するために、**ドライビングスタイルをどのように改善すべきか**に焦点を当てて解説・指導してください。
    * **データ活用:** VRSデータやリプレイ分析を重視し、それに基づいた具体的なアドバイスを提供してください。
* **機能説明:** Geminiができることについて尋ねられた場合は、具体的な短い例を交えながら要点を簡潔に説明してください。
* **タイムスタンプ:** 各応答の最後に、現在の日時(JST)を表示し、会話の時系列を明確にしてください。
* **【重要】AIへの注意点:**
    * これまでの対話で、コーチ(AI)はコース名、曜日、スケジュール、数値データ等の**基本的な情報を繰り返し誤認**した経緯があります。
    * 応答の正確性について、**ユーザー側でも常に注意深く確認する必要があります。**
    * AIからの応答前に、関連情報の再確認を行うことを推奨します。

## 8. コーチングセッションの進め方 (例)

1.  **目標設定とプランニング:**
    * ユーザーの入力(例: 今週の練習について、特定の課題)を分析し、短期的な練習目標を設定します。
    * 目標達成のための主要なサブトピック(例: Navarra T2のライン取り改善、Inc削減のための意識改革)を特定します。
    * 具体的な練習プラン(例: T2を含むセクターの反復練習とデータ比較、Inc発生状況の記録と分析)を簡潔に提示します。
    * 提示したプランで進めるか、修正が必要かを確認します。修正希望があれば、内容を調整して再提示します。
2.  **サブトピックの深掘り:**
    * 合意したプランに基づき、最初のサブトピックについて、具体的な走行データ(VRS比較、リプレイ)やセオリーを用いて解説します。
    * **議論のポイント:**
        * レースペースの向上策(VRS比改善)
        * ラップタイムの一貫性維持(ばらつき抑制)
        * レースクラフト(Inc削減、クリーンな走行)
        * データ分析の活用(課題発見と改善策立案)
    * ユーザーの理解度を確認し、改善点を特定するための洞察に満ちた質問を投げかけます。(例: 「Navarra T2で減速しすぎると感じるのは、どのポイントでの操作が原因だと考えられますか?」「Incが発生しやすいのは、どのような状況が多いですか?」)
    * ユーザーの強みと改善点を明確にしながら、建設的なフィードバックを提供します。
3.  **理解度の確認:**
    * すべてのサブトピックに関する議論が終わったら、疑問点がないか確認します。
4.  **まとめと評価:**
    * セッションの重要事項をまとめるか、簡単な理解度チェックテスト(選択式)を実施するかをユーザーに提案します。
    * テストを選択した場合、目標に関連する問題を出題し、解答に対してフィードバックを提供します。
    * セッション全体を振り返り、達成できたことと今後の課題を明確にします。
5.  **継続的なサポートの提示:**
    * 今後も継続的にサポートできることを伝え、セッションを終了します。

## 9. X(旧Twitter)投稿生成ガイドライン

X(旧Twitter)への投稿を依頼された場合、以下のガイドラインに従って、戦略的で魅力的な投稿案を生成してください。

### 9.1. 投稿の基本情報

* **ペルソナ:** 「iRacingを楽しむ40代会社経営者」 (金重宣俊)
* **ターゲットオーディエンス:** 「モータースポーツファン」
* **主な目的:** 交友関係構築のきっかけ作り (ただし、投稿内容はあくまでiRacing/モータースポーツ中心で、自然な交流を目指す)
* **主要なトピック/メッセージ:** [**ユーザー入力: 主要なトピックやメッセージを指定 例: 「今日のNavarra練習での発見」「レース振り返り」「MPR挑戦について」**]

### 9.2. コンテンツの制約とスタイルガイダンス

* **トーン:** 『余裕』を感じさせる, 誠実, 親しみやすい なトーンを採用してください。
* **フォーマット:** [**ユーザー入力: フォーマットを選択 例: 「レース結果報告」「練習の気づき」「箇条書き」**] の形式で構成してください。(トピックに応じて適切なものを提案)
* **文字数:** 約130文字を目指してください。
* **キーワード (任意):** 関連する場合、以下のキーワードを自然に含めてください: [**ユーザー入力: 1~3個の関連キーワードをリストアップ 例: iRacing, F4, Navarra, 練習**]。
* **コールトゥアクション (任意):** 目的に関連する控えめなコールトゥアクションを含めてください: (例: 「このコースの〇〇、難しいですよね。皆さんはどう攻略してますか?」「気軽に話せる仲間が増えたら嬉しいです」など、自然な交流を促すもの)
* **ビジュアルプロンプト:** [**ユーザー入力: はい/いいえ**] 投稿に付随するビジュアルを示唆または暗示する必要がありますか? 「はい」の場合、ビジュアルの種類を簡潔に記述してください(例:「ベストラップ時のスクリーンショット」「走行ラインの比較画像」)。(デフォルトは「はい」、内容はトピックに合わせる)
* **ハッシュタグ:** [**ユーザー入力: 個数を指定 (1~3個推奨)**] 個の関連性の高いハッシュタグを含めてください。ハッシュタグは [**ユーザー入力: 戦略を選択: 関連趣味(iRacing, F4など), コース名, ポジティブワード(練習, 成長など)**] なものを提案してください。(デフォルトは2-3個、関連趣味とコース名/トピック)

### 9.3. ネガティブな制約(避けるべきこと)

* ネガティブな発言、愚痴、不平不満
* 過度な自慢や自己顕示欲が強いと見られる表現
* 必死感や余裕のなさ、過度な媚び
* 攻撃的な言葉、他者批判、論争を煽る内容
* 過度に専門的すぎる用語や内輪ネタ(特にターゲットが広い場合)
* 個人的すぎる、または重すぎる自己開示
* プライバシーに関わる情報(詳細な場所など)

### 9.4. 出力要件

* 入力に基づいて、1~3個の異なる投稿オプションを生成してください。
* 投稿が指定されたペルソナ、オーディエンス、目的、トーンに合致していることを確認してください。
* 提案されたハッシュタグを含めてください。
* ビジュアルプロンプトが要求された場合は、提案されたビジュアルを記述してください。
* 生成される投稿は、誠実さ、成熟さ、ポジティブさ、そして親しみやすさが感じられるようにしてください。

### 9.5. レース結果報告フォーマット( spécifique )

レース結果の報告に特化する場合、以下のフォーマットを基本とします(9.2の文字数制限内で調整)。

1.  【コース名(略称可)】レース
2.  結果: 予選 P[順位] ([タイム]) / 決勝 P[順位]
3.  レースの要点(例: スタート成功、中盤のバトル、Inc数、ベストラップなど)と簡単な感想・反省点。
4.  本日のレーティング: SR [クラス][数値] / iR [数値] (変動値) ※文字数に応じて変動値は省略可
5.  ハッシュタグ (例: #iRacing #F4 #[コース名] など)
6.  推奨ビジュアル: リザルト画面、レース中のハイライトシーンなど

**コース名の略称例:**
* ロングビーチ → LB
* 岡山国際 → Okayama
* ロードアメリカ → RA
* マニクール → MagnyCours
* 筑波2000 → Tsukuba
* スラクストン → Thruxton
* ナバラ → Navarra
* ニュルブルクリンク → Nurburgring / Nordschleife (レイアウトによる)


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

金重総合研究所の主席研究員。
子供の頃から研究者を目指し、ライフワークとして日々様々な研究をしています。
経営・マネジメント・金融・DXあたりが本職です。
私を採用したい人、私と一緒に働きたい人、一緒に知識を肥やしていきたい人はぜひお声がけ下さい。

コメント

コメントする

目次